おいしい召し上がり方

実が大きく、甘味たっぷり


実を木につけたまま熟成させる「完熟きんかん」は、開花から210日以上樹上で育てたもので、糖度16度以上、サイズがL(直径2.8センチ)以上のものをいいます。木の上で長期間熟成させることで、きんかん特有の刺激成分が消え、甘味のもとがたくさん作られます。16度という糖度は柑橘類のなかでは最も高い数値です。実が大きく、甘味がたっぷり詰まった完熟きんかんを、丸ごと召し上がりください。

皮ごと召し上がれます

・生のまま、皮ごとかじって。皮の苦味と果肉の甘さが絶妙です!
・スライスしてサラダに。味と彩りのアクセントになります。
・ジャムや甘露煮にして! 皮ごと美味しく召し上がれます。
・種を除いてミキサーにかけ、シャーベットにしても美味です。

きんかんの栄養素と効用

風邪の予防に柑橘類の皮にはたくさんのビタミンCが含まれています。きんかんは皮ごと食べるので、ビタミンCをたくさん摂ることができます。

生活習慣病の予防に動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防に役立つビタミンEもたくさん含まれています。

のど・咳止めの薬用として毛細血管を強くし、ビタミンC の吸収をよくするヘスペリジン(ポリフェノールの一種)を含んでおり、古くから咳止めやのどの痛みを抑える薬用にも用いられています。

カルシウムもたっぷり!果物の中では、カルシウムを多く含んでいます(100gあたり80mg)。体内の血液循環を良くし、ストレスを和らげる効果も期待できます。